坂本泰漣　Tairen Sakamoto
1959年広島県生まれ　1984年愛知県立芸術大学卒業
日々描き続けることで感じる喜び、恐れ、陶酔…感情の揺らぎが、無意識のうちに独特なリズムを持つ作品を創り出している。

川口茜漣　Seiren Kawaguchi 
1960年愛知県生まれ　1986年毎日書道展に初出品。1994年毎日書道会会員となり、現在は無所属。
文字という概念を超え、墨の滲みや溜まりから偶然生まれた線、そして余白。それはまるで抽象絵画のような作品。
 
 

岡本匡史　Masashi Okamoto
1980年大阪府生まれ　2008年京都造形芸術大学美術工芸学科洋画コース卒業
「存在」をテーマに制作している画家。絶え間なく変化し続ける自然、その一瞬を捉えカタチにすることで、「確かに存在していた風景」を描いているのではないだろうか。作品に見え隠れする境界線は、「平面」に無限に広がる世界観を与えている。
 

齊藤 大二  Daiji Saito
1983年愛知県生まれ　2009年名古屋造形大学大学院造形研究科造形専攻修了
点や線のつながりによって生まれるユニークなフォルムと大胆な色彩構成で油彩作品を描いている。一見単純な色彩構成に見えるが、点描のような精緻な筆使いで描かれていることに驚きを隠せない。これからの活躍が期待される作家。
 
 

服部 世梨菜　Serina Hattori
1991年愛知県生まれ　2017年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、2019年同大学大学院修士課程美術研究科日本画専攻修了
彼女の絵画制作は、ダンスやバイオリンで培った身体感覚が軸になっている。体内や地中、宙など神秘的な世界、感知する躍動感、力の伝達、間合いなどをイメージさせる抽象絵画を、物質感際立つ日本画絵具によって色彩が響き合うように描き出している。
 

田尾 晃　 Akira Tao
1991年長崎県生まれ　The New York State College of Ceramics at the Alfred University, Art&Design 学部卒業
信楽の土を使いながら、伝統にとらわれず、シャープさとおおらかさを併せ持つ抽象作品を制作している。鉱物の結晶体を想像させる複数の異なる面によって構成された造形性が秀逸。